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探究レポートNO.9

思考ツールを使って「調べるべきこと」を明確に!

 6月9日(木)のSOLAN学習(探究学習)では、調べ学習に入る前に、何を調べるべきかを明確にする活動に取り組みました。

 その時に使う思考ツールが、KWLです。

上の図が、子どもたちに配付したものです。自分のテーマに対して、知っていること、知りたいことを書かせて、教師や保護者サポーターと話し合って、何を調べるべきなのか、どのような方法で調べるのかを話し合いました。この学習活動の前に、探究計画カードにテーマ設定の理由及び調べる内容と方法については書かせています。さらに、テーマである問いに対して、何を明らかにしたらよいのかを明確にするために、この活動を取り入れました。実際にやってみると、子どもによって様々な実態が浮き彫りになりました。知っていることが書け、知りたいこととテーマとの関係がつながっている子どももいれば、知っていることが書けず、知りたいことが曖昧な子ども、中には、知りたいこととテーマがずれている子どももいました。

 授業後の保護者サポーターとの会議では、丁寧に子どもの探究に対する考えを掘り起こしていくことは重要であるという意見が出されました。そして、次回は、調べるべきことが曖昧な子どもやテーマとのズレがある子どもについては、さらに対話を重ね、自ら探究活動が進められるように見通しをもたせることを支援しようと確認しました。

 

1年生の探究では、「ハテナをみつけよう」の活動に取り組んでいます。6月8日(水)の午後、近くにある窯神神社に行きました。「虫の目(近づいてさまざまな角度から物事を見る)、鳥の目(俯瞰的に全体を見る)を大切にしてハテナをさがそう!」と確認し、学校を出発!学校から神社に行く途中、「あれっ、鳥の鳴き声がする!どんな鳥なんだろう?」、「こんなところに水道がある。どうして?」など、周りを観察しながら神社を目指しました。神社に到着すると、グループに分かれて、先生と一緒に活動しました。子どもたちは、iPadを使ってたくさんのハテナを撮影していました。

 

学校に戻って、自分の撮影した写真を見たり、友達の撮影した写真を見たりして、教師が言わなくても自然にハテナを紹介しあっていました。「たくさんのハテナが見つかって楽しかった!」、「先生、次はどこにはてな探しに行くの?」と振り返りでは、ハテナを探すことの面白さやもっと知りたい!という発言が多く聞かれました。

探究レポート|2022.06.13

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