計画書を作ってみよう

■活動日　2024年4月25日(木)
■学　年　4年生・5年生・6年生

　この日は、子どもたち各自でフィールドワークの計画書を作成する活動を行いました。計画書といってもひな型が作られているわけではなく、記入用紙は真っ白。計画書に記入が必要な情報が何かを考えるところからのスタートです。授業の冒頭で、『計画書にはどんな情報が必要ですか？』と教員が問いかけると、『時間』、『どうやってそこへ行くか』、『行くのにかかるお金』など、子どもたちからはいろいろな意見が出ていました。

　計画書作成は、各ゼミのグループに分かれて取り組みました。決められたひな型がなく、自分で項目から考えて計画書を作らなければいけないため、子どもたちにとってはとても大変な作業ですが、担当教員に相談をしたり、内容を確認してもらったりしながら、みんな積極的に取り組んでいました。中には、フィールドワーク後の活動のことまで考えている子どももいました。

　4・5・6年生のフィールドワークは、全員が必ずどこかへ行かなければならないものではない、と位置付けているため、学校に残って探究学習をすることも選べます。もちろんその場合でも、学校内でどのような活動に取り組むのかを考えます。

　子どもたちには、今回のフィールドワークを自身の探究学習にどのように結び付けるのかをしっかり考えてもらいたいと思っています。楽しく過ごすだけの遠足とは違い、子ども自身の個別的な学びを得る機会だと捉え、じっくり計画をして当日を迎えて欲しいところです。