瀬戸SOLAN小学校 LCA国際小学校の提携校です

LCA国際小学校の提携校です

NEWS & EVENTお知らせ & イベント

HOME > お知らせ > 探究レポート > 探究レポート第76号

探究レポート第76号

自分で考える力をつけよう

 11月24日(金)の3・4・5年生の探究の時間は前回と同じ形で行いました。子どもの自由度を保証し、子どもの主体性を見守る場として、テーマ別ではなく子どもたちが自分自身で活動の場所を選ぶ形で探究学習を行いました。こうした学習スタイルの背景には、“子どもたちが自分で学びを創る時間にしたい”という教員たちの願いがあります。

 この日の学習の目標は、自分でルーブリックを設定し、それを意識して自分で活動に取り組むことでした。学習の様子を見ていても、自ら保護者サポーターや教員に協力を求めたり、意見を求めたりして主体的に行動しようとする子どもたちの姿がたくさん見られました。このような子どもの学びの姿は、学びを人生や社会に活かそうとする力を高め、自立・自律した学習者へと成長していくことができます。たとえば、学習を進めている最中でも、ふと作業が止まってしまう時が誰にもあると思います。そうなってしまった時に、自分で思考ツールを使って頭の中を整理する…ということを自分で考えて行動を起こせる子がいます。でも、できない子もいるので、その子どもたちを教員や保護者サポーターがサポートしていきます。
 探究活動の中で、教科で習得した問いを見つける力、情報を収集する力などを活用することを促すことで、課題解決に自ら取り組むことができます。

 授業後の保護者サポーターとの振り返りでも、『思考ツールは頭の整理にピッタリ』、『堂々と発表をする子が多い』、『情報をまとめる作業は指導・支援が必要』、『フリーだと集中してサポートに入れる』など、いろいろな気づきやご意見をいただけました。
 実践を通して、本当にいろいろなことが見えてきて、次は何をしよう?とワクワクします。このような気持ちを大人たちは抱きながら探究活動を支援していることを、子どもたちにも伝えていきたいです。

探究レポート|2023.12.28

お知らせ一覧