じっくりと探究学習と向き合う
【活動日】 2025年7月18日(金)
【学 年】 6年生・7年生
6・7年生の探究は、この日も学年で分かれてそれぞれ活動に取り組みました。6年生はまず各自でルーブリックを設定して、「今日何をやるのか」を事前に教員や保護者サポーターと共有をしてから個人の活動を始めました。7年生は、瀬戸市内のせと末広町商店街を訪れ取材活動を行った後、学校へ戻って探究学習の活動に参加しました。
6年生の中にもまだ探究テーマが定まらない子どもは、<みつける>の活動に取り組み、探究テーマも含めた活動計画を探究計画カードへ記入し、教員と話し合います。探究計画カードは、4・5年生にも伝えているのと同様に、以下の4点が明確になっているかを特に注視しています。
①どんな体験をしたからテーマに選んだのか?(本やテレビやインターネットなどを見たから、実際にやってみたから、等)
②その時どう思ったのか?(疑問を抱いた、興味を持った、等)
③その内容のどんなことに対して、自分の考えをもっと深めていきたいと思ったのか?
④自分が決めたテーマで探究活動を進めることに、どんな良さがあると思うのか?
子どもたちが作成した探究計画カードをチェックすると、テーマ設定の理由をより詳しくしたり、調べる方法を具体化したりなど、まだまだ改善をすることができます。何をしたら良いのかが分からず行き詰っていることを周りに話せず、困っている様子が見られる子どもには、教員や保護者サポーターがアドバイスを送りながら一緒に計画を考えました。また、探究計画カードが完成した子どもたちは、自らの探究学習を進め始めました。
そして、この日は以前から予定していたアメリカから来校したOneStoneの高校生たちとの国際交流も行いました。はじめは緊張した様子を見せていた子どもたちでしたが、自分の探究活動について英語でスライドをまとめ、英語で説明しながら、堂々と発表していました。活動の進み方は一人ひとり異なりますが、それぞれが自分のペースで、着実に探究活動を深めています。