探究でやりたいことって何だろう?
【活動日】 2025年7月17日(木)
【学 年】 4年生・5年生
4・5年生のこの日の探究の授業は、引き続き<みつける><しらべる>の活動に取り組みました。現在も調べたいことを見つけるための活動に取り組む子どもも少なくありません。探究テーマを絞り切れない場合は、以前に行った「SOLAN探究Day」の報告書を見返したり、第1クォーターにどんな活動をしたのかを振り返ったりしながら、自分自身の興味や関心がどこにあるのかを考えるように伝えています。
<みつける>の活動に取り組む子どもたちは、教員との対話をしたり、本や動画を見たりしながら、ゆっくりと自分の興味があることが何かを見つけようとしていました。興味のあることが見つかったら、探究計画カードを書きます。その際は、特にテーマ設定の理由について、以下の4つの観点を明確にして欲しいと教員は考えています。
①どんな体験をしたからテーマに選んだのか?(本やテレビやインターネットなどを見たから、実際にやってみたから、等)
②その時どう思ったのか?(疑問を抱いた、興味を持った、等)
③その内容のどんなことに対して、自分の考えをもっと深めていきたいと思ったのか?
④自分が決めたテーマで探究活動を進めることに、どんな良さがあると思うのか?
探究テーマは無理に急いで決める必要はありません。テーマが定まったとしても、テーマに対する問いや、テーマ設定の理由が明確でない場合は、もう一度じっくりと考えて探究計画を立てることを重要視しています。2週間ぶりの探究の授業だった5年生は、教員との面談を行い、活動の進捗やこれからやりたいと思っていることなどを共有し合いました。子どもたちがそれぞれ何をしたいのか、何を理由に探究をしたいのかが明確になるよう、教員や保護者サポーターも寄り添って一歩一歩前へ進んでいきます。