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探究レポート第73号

困った時は相談をしよう

 11月16日(木)の1年生の探究学習では、継続して<みつける>と<しらべる>の学習を行いました。1年生の学習活動では、子どもたちの隣に教員や保護者サポーターなどの大人が座っている場面が多いです。探究に取り組んでまだ半年なので、大人たちの力を上手に借りながら、活動に取り組んでいます。

 探究は『自分で創る学習』です。やることを教員に指示してもらうのではなく、何をするかは自分で考え、自分で決めて進めていく学習だと1年生の子どもたちにも伝えて続けています。でも、教員や保護者サポーターにアドバイスをもらうことは決して悪いことではありません。むしろ、学習が滞ってしまうようなら、大人に相談をして学習のサイクルを回す方がよっぽど良いです。1年生は多くの子がこの動きを自然に行っているようです。

 テーマがまだまだ定まらない子は、教員と一緒にイメージマップを書いて思考を可視化していました。自分で決めたことを調べたい子は、教員と一緒に本を探して読んでいました。調べたいことが決まっているけどどうしたら良いかが分からない子は、保護者サポーターと一緒にステップチャートを書いていました。

 こんなふうに大人に相談をすると、滞っていた学習が少しずつ動き出します。この日も『本でもiPadでも調べたけど、知りたいことが見つからない』と、学習の進め方に困って大人に相談をした子がいました。そこで『じゃあ、詳しい人に教えてもらうのはどう?詳しい先生は誰かいないのかな?』と聞くと、『○○先生に聞く!』と、その子の中で1つのアイデアが生まれました。探究は自分で創る学習ではあるけれど、困った時は教員や保護者サポーターをどんどん頼って欲しいというメッセージを子どもたちに伝えていきたいです。

探究レポート|2023.11.20

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