子どもも大人も対等の立場で
【活動日】 2025年5月2日(金)
【学 年】 6年生・7年生
この日は6・7年生の探究学習を行いました。他の学年と同様に、授業の冒頭で全体ミーティングを行い、第1クォーターのスケジュールを共有した後、それぞれの学習に取り組みました。6・7年生には、事前にフィールドワークのお知らせをしていたため、フィールドワークを希望する子どもたちは早々に計画書を作成し始めました。
子どもたちの計画書を見てみると、行き先やルート、費用、準備物はもちろん、どんな活動をするのかという目的も考えられていました。ただ、「なぜそこへ行くのか」という背景が明確になっていないケースが多く見られたので、改めて計画書を見直したり、サポーターと相談したりする姿がありました。また、計画書作成と並行して、自身のテーマを探究し始める子どもの様子もありました。
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SOLANの探究学習は、子どもたちも教員も対等の立場として互いに向き合いながら活動に取り組んでいます。探究学習に関して疑問などがあれば、率直に言って欲しいと教員は思っています。冒頭の全体ミーティングで、『教員や保護者サポーターはどのように関わって欲しいか』と、子どもたちの意見を聞いてみると、次のような内容が挙がりました。
『たくさんの大人と会議、意見交換がしたい』
『基本は自分で活動を進めて、声をかけた時だけ手を貸して欲しい』
『話したい先生がどこにいるか分からなくて困る時がある』
『大人と子どもで部屋を分けて活動をしたい』
『人材バンクのバリエーションを増やして欲しい』
新年度のスタートだからこそ、これからの探究学習をどのように進めていくかを計画する上でも、子どもたちの想いや考えを聞くことができたのは良い機会だったと思います。子どもたちの意見も取り入れながら探究学習を進めていけるよう、こうした対話の機会を大切にしていきます。
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