知りたいことが分かるまで調べる
【活動日】 2025年7月14日(月)
【学 年】 2年生・3年生
この日の2・3年生の探究の授業は、前回に引き続き探究計画カードを作成する活動を行いました。教員や保護者サポーターが探究計画カードの内容を確認し、対話をしながら計画を練り上げました。特にテーマの内容、テーマ設定の理由が分かりやすく、具体的な内容になっているかという点を意識しながら進めました。探究計画カードを完成させた子どもたちは、それぞれ<しらべる>の活動に取りかかりました。
活動を行うグループは、子どもたちが決めたテーマの分野ごとに分かれています。スポーツや生き物、科学、食べ物、工作など、各グループの場所で活動を始めました。段ボール工作に取り組む子ども、科学キットで実験をする子ども、ザリガニの観察をする子どもなど、活動計画に沿った調べ活動を行い、集めた情報を「情報カード」に整理してまとめました。
子どもたちの活動の記録に対して、教員からもアドバイスを送ってサポートをしています。たとえば、スイーツに興味を持って作り方を動画で調べていた子どもには、『せっかく作り方を調べてみたのなら、自分でも作ってみてはどうか』と声をかけ、必要な材料や道具も調べ始めました。また、スポーツをテーマにして、体育館でボールのいろいろな投げ方や捕り方を試していた子どもには、『投げているところを動画で撮ってみたらどうか』とアドバイスを送りました。
<しらべる>の活動に取り組んでいると、調べても答えに辿り着けずに別の方法を考えて調べたり、知りたいことを調べていく中で新しい“はてな”が頭に浮かんだりすることがたくさん起きます。知りたいことが分かるまで調べ、新しく知りたいことができたらそれも調べ、たくさんの情報を集めるためにじっくりと探究活動を進めて欲しいです。